『切り札はコメ』
1件目はデーリー東北から。
米イリノイ大学などの研究チームが世界で食べられている主食のうちコメだけは地球温暖化が進んでも大幅な収量の減少を免れる可能性があると英科学誌ネイチャーに発表したそうだ。
調査した作物は大豆、キャッサバ、小麦、トウモロコシ、ソルガム、コメ。
平均気温が4℃上昇した場合コメ以外は20~30%の減少を予測。コメは6%減にとどまる見通し。
どのような理由で減少幅が少ないのか記事からはわからないけど、気温に応じては水の深浅を調節するなどの生育方法が関係するのかもしれない。
日本においては減反政策によりコメを作ることができる面積が限られる、少ない面積でより多く収穫できるように収量を増やす研究が常に行われてきた。
一方海外では日本では積極的に行われない遺伝子組換なども行われているので、新品種の開発スピードは早そうだ。すぐに温暖化に対応した主食作物が開発されていくのでは?と思うのは楽観的かしら。
『正露丸主成分でアニサキス抑制』
もう1件は日経新聞から。
これは正露丸愛用者界隈、あるいは怪しい魚を生で食べる界隈では良く知られている話だったが大幸薬品がついに公式で発表した。
マウスを用いた実験で正露丸の主成分がアニサキスを運動停止または死亡させたことを確認したようだ。
僕はおなかが弱いので正露丸は手放せないのだが、あまりに効果が強烈であることから切り札として持っているのである。寄生虫を殺せる薬をしょっちゅう飲んで体にいいはずないのだ。
あな恐ろしや正露丸。日露戦争当時は「征露丸」だったとか、なんだとか。