出張二日目。
晩御飯は食べれなかったけど朝ごはんは食べる。
本当は朝ごはんもなしで宿泊代を浮かせたいのだけれど、朝ごはんなしでも料金は変わらないとかなんだとか。
それでは遠慮なくいただく。
朝食もバイキング形式でうれしいことに海鮮丼が作れる。
遠慮なくマグロとイカとエビとしらすをのせる。




少量づつとったつもりだったが多かった。
驚いたことに朝からお酒も出ていた。
飲む人は飲むんだろう。
僕は飲み続けていないと眠くなる質なのでプライベートで来ても朝からは飲まない。たぶん。
早朝は雨が降っていたが、朝食を食べているとすっかり晴れ渡りめちゃいい天気になった。

(新幹線の移動中にブログを書いているのだが、気立ての良い美人が隣に来ることなど生まれてこの方一度もなく、疲れたおっさんばかりなんだけど、なんででしょうね。お互い様ですまん。
などと書いているとお隣の方がはっと目を覚まして「あれここ東京ですか」「まだ郡山ですよ」このぐらいがっちり寝てくれるとブログも書きやすい。)
そんなこんなで朝飯を食い。せっかく鰺ヶ沢町にきたので用もなく大浦光信公記念館をのぞく。津軽藩の藩祖らしい。
急な坂を上っていかなくてはならない。もしかしたら昔はお城があったところなのではないだろうか。記念館の資料を読めばわかるであろう。
記念館には立派な鎧があった。

火縄銃が置いてあった。思いのほかまっすぐでかっこよかった。「まっすぐでかっこよい」というのは生まれて初めて抱いた感想だ。

「津軽藩祖発祥之地」とあって、ここで津軽藩が始まったのか、この地からあれやこれやがあって、別のところで津軽藩が興ったのかわからんが、記念館の資料を読めばわかるのだろう。
僕は読まなかった。

何はともあれ、世の中には「かっこよいまっすぐ」があるんですなぁと感心して5分もせずに帰った。
午後からはまた会食ということで「飯食わんと話しできんのかい」などとは露ほども思わず会食会場に移動する。
すると突然役員の方が「宇都宮といえば餃子ですね、食べに行きましょう」という。
今の部署に異動してから役員にご飯を誘われたことは初めてなのだが、いくらピントのずれている僕でも「店を調べておけ」という指令であろうと理解した。
「え~、うっそ~まじ~」と顔に出たかもしれないが口では「良いですね~」と揉み手をする。
19時過ぎに二人でホテルチェックインした際に「じゃあまた明日で」と言われた。
宇都宮二連泊なので、「今日ではなかったのだな」やれやれと自分の部屋に移動しシャワーを浴び飯はどうしようなぁ一緒に行く餃子屋さんを下見しとこか、しかし角部屋だから大音量でエッチなビデオ見ても隣に聞こえんかもしれんちょっと見てみよかと大音量でムフフな映像を見ていると電話がかかってきた。
音量を下げるのも忘れて慌てて電話をとり「ご飯を食べに行きたいのですけど」「ははっ、承知しました」むふふ~んむふふ~んが聞こえなかっただろうか。
どうやら「また明日で」ではなく「また下(ロビー)で」だったようだ。
目当ての餃子屋さんは混んでいて結局「また明日で」ということになった。
怒り狂って餃子の像の計に処されるかと思ったがそんなことはなかった。
そんなわけで空いてるお店でテイクアウト買って部屋で食って飲んだ。
健太餃子。おいしかったよ。


